12月20日(月) 14:30 大阪地裁 809号法廷(続いて報告集会 弁護士会館510号室)
9月27日の「コロナ在宅勤務不払い裁判」第6回口頭弁論では、原告が第4準備書面、被告が第3準備書面を陳述。被告第3準備書面は、3つの論点(①働いたのだからその分の給料を払え、②認めていた「自宅での研修」を取り消したのは違法だ、③出勤命令はパワハラだ)にそれぞれ判断が必要なことを主張した原告第3準備書面に対する反論書面のはずでしたが、たった2ページ。本当に反論なのかと疑わざるを得ないような何の展開もない結論だけのものでした。原告第4準備書面は、2020年3月の段階で広く実施されていた東京の在宅勤務の実態を証拠をつけて記述、その判断をしなかった大阪市教委の「怠慢」「危機管理能力欠如」を指摘したものです。
弁論の終わりに、裁判長が、被告弁護士に対して、次回第7回口頭弁論に向けて、原告第4準備書面に反論することを再確認しました。さすがに、裁判長も、原告の「怠慢」「危機管理能力欠如」の指摘に対して被告は答えるべきだと思ったのではないかと思います。
被告大阪市がまともな反論をしないため、何が一番論点になるのか、はっきりしないままの裁判経過でしたが、次回第7回口頭弁論で、論点が明確になるのではないかと思います。
第7回口頭弁論傍聴・報告集会へのご参加をお願いします。
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