top of page
検索
yurusanaikai

2020年7月31日 「欠勤あつかい撤回して給料はらえ!」松田裁判にご支援を!

更新日:2020年10月15日

自宅勤務を認めず、欠勤扱い⇒12万円減給と最低評価

ヤバイぞ!大阪市と大阪市教委のコロナ感染防止対策

「欠勤あつかい撤回して給料はらえ!」松田裁判にご支援を!

「大阪市教委はどうなっているんだ?!大阪市のコロナ感染防止体制は大丈夫か?!」と思わざるを得ない事態が起きています。コロナ感染拡大期(感染のピークは3月27日と考えられている)の3月17日、欧州のスイス・ジュネーブから帰国した大阪市立学校教員の松田幹雄さんが、帰国後2週間自宅で勤務したことを、大阪市教育委員会は何と「欠勤」扱い(8日)し、118,034円を減額。さらに、この「欠勤」を理由に、人事評価を第3区分から第5区分(最低評価)に落としました。その結果、2020年度の勤勉手当が減額され、減額分は、6月と12月とで28,928円になります。実損は合計約15万円です。

【松田さんが自宅勤務した経過は以下】 3月17日(火) 松田さん帰国。コロナ感染症対策政府専門家会議が、欧州からの帰国者 に対して『2週間の自宅等での待機と公共交通機関不使用』を要請する よう厚労省に要望。 3月18日(水) 自宅待機し、大阪市教育委員会に勤怠を問い合わせてもらう。(年休扱い) 3月19日(木) 夕方、大阪市教育委員会から、「特別休暇と扱えるのは、3月21日0時 以降の帰国者なので対象にならない。後は学校長権限で」と連絡 あり。⇒管理職と「承認研修扱い」で自宅での勤務を確認。計画 書と報告書をメールで送ってもらう。この日から年休なし。 3月20日(金)~22日(日) 3連休。 3月22日(日) 承認研修のための資料を取りに学校へ(妻に車で送迎してもらう)        ⇒計画書をメールで学校に送付 3月23日(月) 3月24日(火) 管理職から電話「大阪市教育委員会から自宅での承認研修は認められな いとの連絡があったので、明日から出勤してほしい」⇒「電車で出勤す ることはできない」との意思表示。自宅勤務を続ける 4月1日(水)出勤。承認研修報告書と成果物を管理職に提出

【大阪市教委が承認研修を認めない理由=自宅での研修は市民の理解が得られないから】

3月18日には、欧州からの帰国者に対し、「検疫所長が指定する場所で14日間待機し、国内において公共交通機関を使用しないことを要請」する政府方針が発表されていました。3月21日0時以降の帰国者に対する適用は、周知と準備のための措置であり、安全配慮義務を有する大阪市教育委員会が、松田さんに電車での出勤を命じてよいはずがありません。

ちなみに、コロナ感染を広げたとひどくバッシングされた京都産業大学生の帰国は3月14日、コロナ感染が最初にわかったのは、3月26日です。

承認研修の形で自宅で勤務することを否定した大阪市教育委員会の理由は、市民理解が得られないことを理由に10年前に出した「『自宅』を研修場所とする場合は、原則承認しない」との大阪市教育委員会通知だというのです。

コロナ感染症を広げているからという理由で欧州からの帰国者に待機を要請する政府方針と全く真逆の「電車での出勤命令」の理由が「市民の理解が得られない」?

維新市政の中で、大阪市教育委員会の判断基準が狂ってしまったとしか思えません。ヤバイぞ 市教委!

松井市長は「直訴状」を無視!大阪市の感染症対策は大丈夫か?】

 こんな対応を許しておいたら、大阪市でコロナ感染症が広がるのではないか?松田さんは、4月10日、大阪市新型コロナウイルス感染症対策本部・松井一郎市長あてに「お願い」(直訴状)を提出しました。窓口の危機管理室に提出しましたが、後日の開示請求に対する松井一郎市長名(市長印のある)開示文書によると、「お願い」の文書は保管しているが、その扱いについての文書はない=捨て置いているということがわかりました。ヤバイぞ 大阪市!こんなことで感染症対策は大丈夫か

【「欠勤あつかい撤回して給料はらえ!」と大阪地裁に提訴します】

松田さんがスイス・ジュネーブに行ったのは、労使関係条例を盾にした大阪市教育委員会の交渉・協議拒否や国旗国歌条例・職員基本条例の下での「君が代」不起立処分手続きの不当性を訴えるためでした。「教員の地位勧告」履行状況を調査し勧告を出しているILO・ユネスコ合同専門家委員会(CEART)への教職員なかまユニオン要請団の一員としてジュネーブに行ったのです。教職員なかまユニオンは、全面的にこの「欠勤あつかい撤回して給料はらえ!」松田裁判を支援することを決め、今、支援カンパを呼びかけています。このままではヤバイ大阪市教育委員会と大阪市のコロナ感染症対策をまともなものに変えていくためにも、ぜひ、ご支援ください

(「教職員なかまユニオン」で検索。「新型コロナ-欠勤撤回-給料払え-松田裁判」のページ参照)

【 支援カンパは、手渡し、または郵便振替口座 00970-7-238691「教職員なかまユニオン」へ

*「松田裁判カンパ」と、できれば連絡用のメールアドレスを、付記してください。 】

「大阪維新を許さない会」は、完全勝利した“ひげ禁止訴訟”に続いて、「欠勤あつかい撤回して給料はらえ!」松田裁判を支援します。

住民自治を壊す大阪“維新”市政を許さない会

(略称:大阪維新を許さない会)

連絡先:E-mail = yurusanaikai@yahoo.co.jp

 

閲覧数:6回0件のコメント

Commentaires


記事: Blog2_Post
bottom of page